「退位された後は、ごゆっくりなさってください」
「本当にお疲れさまでした。退位された後は、ご自分のお時間を使っていただきたい」
退位に関する報道がされるたびに、このような街頭インタビューが流れる。
しゃべっている本人たちは、本心から、善意で、そう思っているのだろう。
陛下への心からの敬愛からくる、ねぎらいの言葉である、と、私にも痛いほどわかる。
でも、退位に関する報道がなされるたびに、私から出てくる言葉は、陛下へのねぎらいの言葉ではない。
出てくるのは、ただただ、
「陛下、申し訳ございません。」
[当記事は、前身ブログ「はじめはみんな初心者だ」での記事「「退位」報道で「ごゆっくりなさってください」とコメントを聞くたびに思うこと」(公開日:2017/12/23)を、加筆・修正したものです。当ブログでの公開日:2018/08/07]
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