2019ラグビーW杯日本大会プールAの勝ち点の様子をグラフ化して追ってみた（2019/09/30～2019/10/13）

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この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります（自画自賛？）
《以上広告アナウンスでした。以下本文》

更新情報：2019/10/13終了時点[ページ内リンク]
・日本対スコットランドは28-21で日本の勝利。
・勝ち点は、日本+5（勝利+トライB）、スコットランド+1（7点差以内負けB）。
・日本はプールAの1位で決勝トーナメント進出決定
・プールAの予選はすべて終了し、最終勝ち点は、日本+19、アイルランド+16、スコットランド+11、サモア+5、ロシア+0

補足2019/10/13）
プールAの全日程が終了したことにより、当ブログ記事のタイトルの「～随時更新中」の部分を「～2019/10/13」に変更

1試合当たりの勝ち点の得点表
・勝利　+４
・引き分け　+２
・7点差以内の敗北　+１
・（勝ち負けに関わらず）トライ数４以上　+１

大会のトーナメントルールについては
https://www.rugbyworldcup.com/tournament-rules（参照2019-10-02）

現在（この記事を書き始めた2019/10/02時点）、2019年ラグビーワールドカップ日本大会のプール戦が行われている真っ最中だ。日本では、先日のアイルランド戦の勝利もあって、盛り上がっている。（アイルランド戦の勝利の当ブログ記事はこちら）

日本の初めての決勝進出にも期待が持てる。

ただ、初心者には少し分かりづらいのが、決勝へ進出する条件だ。

各プールから上位2チーム

が決勝トーナメントに進出することになっているが、勝ち点の設定や、トライや僅差での負けでのボーナスポイントもあって、予想が立てにくい。勝ったのにボーナスポイントを逃したせいで決勝進出に届かなかったり、負けたのにボーナスポイントが付いて勝ち点を上積みできて決勝進出できたりすることもあり得る。

そこで、この分かりにくさを解消するために、当記事では、ラグビーワールドカップのプール戦での勝ち点をグラフ化し、今後の予定試合での勝ち点の最大獲得も同時に図示することで、初心者でもわかりやすいようにしてみたい。

[（お断り）：当記事は、実験的な面もあり、途中で修正する場合があります。また、個人の趣味レベルのため、計算間違いや、更新が遅れてしまったらゴメンナサイ。]

試合結果や日程についての情報は
【公式】ラグビーワールドカップ日本大会ホームページ、https://www.rugbyworldcup.com/
プール戦、https://www.rugbyworldcup.com/pools
（参照は各記事の日付の当日、もしくは翌日あたり）

[公開：2019/10/02、更新：2019/10/13]

2019/10/13終了時点（プールA全日程終了）

（10/13の試合結果）日本〇-スコットランド×
（勝ち点）日本+５、スコットランド+１

2019/10/13終了時点での2019ラグビーワルドカップ日本大会のプールAの最終「各チームの勝ち点」[図中の「B」は「ボーナスポイント」]

備考）
・10/13の試合終了により、プールAでの全日程が終了
・日本が1位、アイルランドが2位で決勝トーナメント進出。スコットランドは3位でプールA予選敗退。

補足）
・日本は28-21でスコットランドに勝利したが、このスコアになった時点で、日本は4トライボーナスを獲得済み。そこから、スコットランドが日本を勝ち点で上回るためには、スコットランドは4トライボーナスを取った上で、日本に7点差負けボーナスを取らせない（つまり日本に8点差以上）で勝たなければならなかった。スコットランドは、28-21の時から2トライ2コンバージョンゴールだけでは、日本を上回ることができなかったことになる。
更にいえば、28-21の時点から、日本は引き分けにされても、日本は4トライボーナス+１と引分点+２が加算されて、勝ち点でアイルランドを上回る。また、日本は4トライボーナスと7点差以内負けボーナスを取れば、アイルランドと勝ち点で並び（スコットランドはここには届かない）、2チーム並んだ時の順位は直接対決で決まるため、アイルランドに勝っている日本が1位通過になる。
したがって、28-21の時点から2トライ2コンバージョンゴールを取られて逆転され7点差をつけられても、日本は予選1位通過が決定していた。
（もちろん、実際には、歴史を作ると誓った日本チームが、強豪相手に引き分けを狙うようなプレーを選択することなどありえなかっただろうが。）

2019/10/12終了時点

（10/12の試合結果）アイルランド〇-サモア×
（勝ち点）アイルランド+５、サモア+０

備考）
・10/12の試合終了により、プールAでのアイルランドの2位以上が確定
・アイルランドとサモアはプールAの予選全試合終了
・プールAは残り日本対スコットランド戦のみ

補足）
プールAの次の試合は10/13（日）日本対スコットランド戦。
・日本が勝利もしくは引き分けで、プールA1位通過が決定。
・日本が敗北でも、4トライボーナスと7点差以内負けのボーナスポイントの両方を取れば、プールA1位通過。
・日本が敗北で、4トライボーナスと7点差以内負けのボーナスポイントのどちらか1ポイントを取って、スコットランドが4トライボーナスを取れなければ、日本がプールA2位通過。
・日本が敗北で、4トライボーナスと7点差以内負けのボーナスポイントのどちらか1ポイントを取って、スコットランドが4トライボーナスを取れば、スコットランドがプールA2位通過で、日本はプールA3位敗退。
・日本が、3トライ以内でかつ8点差以上で負ければ、スコットランドがプールA2位通過で、日本はプールA3位敗退。

補足）・3チームが勝ち点で並ぶケースは無くなった
・日本対スコットランドで、日本が決勝へ進出するケースは、
１．日本が勝利
２．引分
３．日本が4トライ以上取って7点差以内で負ける
４．日本が4トライ以上取って8点差以上で負けるが、スコットランドを3トライ以内に抑える
５．日本が7点差以内で負けて3トライ以内に抑えられるが、スコットランドを3トライ以内に抑える
[１～３は、プールA1位通過。４，５はプールA2位通過。]

2019/10/09終了時点

（10/09の試合結果）スコットランド〇-ロシア×
（勝ち点）スコットランド+５、ロシア+０

備考）
・10/09の試合終了により、プールAでのサモアの4位とロシアの5位が確定

補足）
プールAの次の試合は10/12（土）アイルランド対サモア戦。
アイルランドが負けたとき、または引き分けてトライボーナスなしのときは、日本の決勝進出が決定。
アイルランドが勝利してトライボーナスを取ったとき、アイルランドの決勝進出が決定。
それ以外は、最終戦10/13の日本対スコットランド戦の結果次第。

2019/10/05終了時点

（10/05の試合結果）日本〇-サモア×
（勝ち点）日本+５、サモア+０

備考）
・10/05の試合終了により、日本に勝ち点5がプラスされて暫定トップに。（日本・アイルランド・サモア・ロシアは残り1試合。スコットランドは残り2試合）
・サモアはプールAの3位以下が決定

補足）
プールAの次の試合は10/9（土）スコットランド対ロシア戦。
スコットランドが引き分けか負けたときは、日本の決勝進出が決定。
さらにスコットランドが負けてボーナス点無しの場合は、プールAの決勝進出2チームは、日本とアイルランドで決定。

補足）追記「3チームが勝ち点で並んだ時のケース」
3チームが勝ち点で並んだときは、プール戦での総得失点差で順位をつける。[上記の大会トーナメントルール参照]。
現時点で、プールAの上位3チームが勝ち点で並ぶケースは、14点と15点。
14点で3チームが並ぶケースは、
・日本（10/13敗北してボーナス点なし）
・アイルランド（10/12引分して4トライボーナスあり）
・スコットランド（10/9、13の2試合を連勝してどちらか一つのゲームで4トライボーナス）
15点で3チームが並ぶケースは、
・日本（10/13敗北して4トライボーナスか7点差以内負けボーナスのどちらか1点）
・アイルランド（10/12勝利して4トライボーナスなし）
・スコットランド（10/9、13の2試合を連勝してどちらのゲームでも4トライボーナス）
現時点（10/05試合終了時）でのそれぞれの総得失点差は
・日本+46
・アイルランド+52
・スコットランド+10
上記の3チームが勝ち点で並ぶケースでは、日本は負ける条件のため総得失点差は減るが、アイルランドは引分以上の条件なので増えることはあっても減ることはないため、現時点の総得失点差での比較「日本＜アイルランド」が変わることはない。（3チームが並ぶケースではアイルランドの決勝進出が確定）。
スコットランドは、残り二試合を勝利する条件なので、10/9のロシア戦で35点差以上で勝利し、最終戦の10/13の日本戦で（1点差以上で）勝利すれば、日本の総得失点差を上回る。ロシア戦で34点差以内での勝利の場合は、日本戦での得点差の結果も含めての、スコットランドと日本の総得失点差の比較になる。（ただし、10/13の試合で7点差以内の場合は、日本に7点差以内負けボーナスが点くため、勝ち点14点で並ぶケースに当てはまらないので7点差以内の想定は不要。逆に言えば、勝ち点14点で並ぶケースでは、スコットランドはロシア戦の結果後に日本の得失点差を上回っていても、最終戦の日本戦では8点差以上で勝つことが必要になる。）
総得失点差も並んだときは、
・プール戦での総獲得トライ数と総被トライ数の差
・プール戦での総得点数
・10/14時点での公式ワールドラグビー世界ランキング
の順で、順位が決定される。

2019/10/03終了時点

（10/03の試合結果）アイルランド〇-ロシア×
（勝ち点）アイルランド+５、ロシア+０

備考）
・10/03の試合終了により、アイルランドに勝ち点5がプラスされて暫定トップに。（アイルランド・ロシアは残り1試合。日本・スコットランド・サモアは残り2試合）
・ロシアはプールAの3位以下が決定

補足）
プールAの次の試合は10/5（土）日本対サモア戦。
サモアはボーナス点無しで負けると決勝進出の可能性がなくなる。
説明）
サモアが負けてボーナス点も取れなかった場合で、決勝進出の可能性がなくなるのは、勝利して勝ち点4を加えた日本とアイルランドを超えることができないため。

2019/09/30終了時点

（9/30の試合結果）スコットランド〇-サモア×
（勝ち点）スコットランド+５、サモア+０

備考）
・9/30の試合終了により、プールAの全チームが2試合終了し、全チームとも残り2試合に
・ロシアは10/3のアイルランド戦に勝てなかった時点で決勝進出の可能性がなくなる

補足）
プールAの次の試合は10/3（木）アイルランド対ロシア戦。
ロシアは負けもしくは引き分けだと決勝進出の可能性がなくなる。
説明）
ロシアが負けた時点で決勝進出の可能性がなくなるのは、勝利して勝ち点4を加えたアイルランドと日本を超えることができないため。
ロシアが引き分けの場合（ロシアとアイルランドに各引分ポイント+2）でも決勝進出の可能性がなくなるのは、（ボーナスポイント+1を考慮に入れても）ロシアの最終最大勝ち点は８で日本（現時点で９）に及ばず、また、10/12のアイルランド対サモアの結果がどう転んでもどちらかのチームが勝ち点９以上になり、上位2チームに入れないことが確定しているため。