南青山児童相談所騒動に見る都市の排他性

東京港区の南青山に建設予定の児童相談所を巡り議論が起きているようだ。

「話題になっている」ことを耳にするまで詳しく知らなかったので、改めて、確認してみた。「南青山」で検索してヒットした記事や、主要紙のホームページで検索して出てきた記事をざっと見た限りでは、反対意見があること自体は、すでに過去の説明会で出ていて報道されていたようだが、最近のワイドショーで反対派の分かりやすい発言が取り上げられて話題になったようだ。

今回、この件で注目したいのは、その是非ではなく、

「本来、自由で多様性に富むはずの都市部で、なぜ排他的な運動が起こるのか」

という点である。

この点について、「排他性」という傾向が、「場所」という要因ではなく「人」という要因で起こることを、考察したい。

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「退位」に対して「ごゆっくりなさってください」というコメントを聞くたびに思うこと

「退位された後は、ごゆっくりなさってください」
「本当にお疲れさまでした。退位された後は、ご自分のお時間を使っていただきたい」

退位に関する報道がされるたびに、このような街頭インタビューが流れる。

しゃべっている本人たちは、本心から、善意で、そう思っているのだろう。

陛下への心からの敬愛からくる、ねぎらいの言葉である、と、私にも痛いほどわかる。

でも、退位に関する報道がなされるたびに、私から出てくる言葉は、陛下へのねぎらいの言葉ではない。

出てくるのは、ただただ、

「陛下、申し訳ございません。」

[当記事は、前身ブログ「はじめはみんな初心者だ」での記事「「退位」報道で「ごゆっくりなさってください」とコメントを聞くたびに思うこと」(公開日:2017/12/23)を、加筆・修正したものです。当ブログでの公開日:2018/08/07]

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