この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります(自画自賛?)
《以上広告アナウンスでした。以下本文》
持っているもの
- 20年ほど前に生産されたとみられる電子機器
- 今でもちゃんと動く電子機器
- 電源がACアダプターと乾電池の両方で起動可能な電子機器
- 電池ぶたがロック式で、つまみをスライドして解除しようとしても硬くて動かない電子機器
- ちょっと持て余し気味の充電式単三乾電池
持っていないもの
- 今現在も有効な保証書
- メーカーのサービスセンターに問い合わせてどうにかして直したいという気持ち
- 個人データをそのままにしたまま古い電子機器を売払う踏ん切り
先日、久々に訪問させてもらったお宅で、ビデオテープ式録画機(VHS)に出会い、懐かしく思った。詳しく聞くと、ビデオテープ自体はもう何年も使っておらず、テレビにも接続していないとのこと。ただ、機器の前面にデジタル表示される現在時刻を見るためにだけに、コンセントにつないでいるとのことだった。
その場では、時計のためだけにビデオデッキ残すぐらいなら、置き時計を買えばいいのに、という笑い話で終わった。
だが、実は、私にも、主目的を失って時計代わりにしている電子機器があった。その機器は、AC電源と乾電池を併用できるが、私は、ずっと、AC電源で利用していた。いつだったか、「電池ぶた」のロックが固くて動かず開けられなくなっていることに気づいたが、電池は使わないのでそのままにしていた。だが最近、電池を使いたくなって、どうにかして電池ブタのロックをはずそうと思い立ち、初心者が四苦八苦した経緯を、勝手に報告する。
1.開かなくなった電池ぶたと使いたくなった電池
私が使っていた機器はモバイルをコンセプトにしており、持ち運べるような仕組みがいろいろあった。その一つが、電源の乾電池対応だった。
電池ぶたは、スライド式のロックがかかるようになっていた。プラスチックの小さなつまみをスライドさせることで、フタのスライドする位置に、でっぱりをひっかけてロックしたり解除したりする仕組みだ。モバイル中に外れにくいようにした工夫だろう。
私は、乾電池電源はほぼ使わなかったが、当初より、ロックのつまみが固いことは気になっていた。少し強めに爪先で押したり、フタの方を心持ち押さえながらスライドしたりすれば、開けられないことはなかったので、修理に出すこともしなかった。
ところが最近、電池を使いたくなった。持ち場のなくなった充電式乾電池が1セットほどあったからである。理由はいろいろ考えられる。「以前使っていた単3電池で動いていたデジカメを使わなくなった」、「家電量販店で『2000円以上お買い上げの方に』につられて消耗品として買ったもののそれほど使わなかった」、などだ。
ただ、全く使わないわけではなく、たまに使うときに、残量が気になっていったん使い切ってから再充電して利用しようと思うときがあって、その使い切るときの電気製品として、今回の機器を使おうと考えたのだ。
そしていざ、ひさびさにその機器に電池を入れようと、電池ぶたのロックをはずそうとしたが、固くて動かなかった。
2.とりあえず検索したが・・・
困ったときは、とりあえず検索。裏ワザ・小技的なものがあるかと期待した。
だが検索しても、まず、出てくるのは、「ケータイのロック解除」。
それはそうだろうな、と思いつつも、「電池ぶた」、「開かない」などの言葉を加えるが、今悩んでいるタイプの解決にはつながらないページばかりだと、1ページ目だけを見て、早々に判断し、ネット検索による解決はあきらめた。
(もし、私と同じ悩みを抱えている人が、解決法を期待して、このページを見つけたのなら、先に謝っておきます。たぶん、このページは全く参考になりません。)
3.まずは力業で挑戦するが・・・
フタが開かないことに対しても、「そういえば前から開きにくかったな」と、初めは余裕を見せていた。
以前は、なんやかんやで、微妙な力加減で開けることができたからだ。
今回もそうだろうと思い、フタを押さえながらロックをスライドさせようとしたり、フタを開け気味にしながらスライドさせようとしたりいろいろ試したが、びくともしなかった。
スライドのツメを無理やり引っ張ろうとするものの、動く感触がない。このままいけばプラスチックのツメ部分が割れてしまう予感がしたので、それ以上はできなかった。
ストレスが溜まり、プラスチックが割れてもいいから思いっきり引っ張ってやろうか、と思うまでになった。
花粉症に悩まされる人が、「目玉を取り出して洗いたいぐらいだ」と言うたとえをすることがあるが、それと同じように、機械の裏側からプラスチックのツメを押し出してやりたい、と思った。
4.分解に挑戦したが・・・
ここまで来たら、もう故障しても構わない気持ちになり、できる範囲で分解することにした。
見たところ、プラスのねじ止めだけのようなので、プラスのドライバーで、開け始めた。ねじ山がつぶれそうな瞬間があったが、何とか、裏面にある、7つほどのねじは外せた。
イメージでは、その裏面が外れれば、そのロックを裏側から押し出せると思ったが、実際には基盤がついていて、それをはずす必要があった。基盤のねじ一つ外したが、上の部分がひっかかっているので、さらに横のねじ二つ、さらにその上に並行する二つのねじを外したが、びくともしなかった。
ここが外れないと電池ブタの中は見えないな、と気づいたと同時に、
これは電池ブタの中からネジが止められている
と気づき、愕然とした。
結局、フタが開かないことには、開けられない・・・。
完全に手詰まりになった。
5.なんやかんやでフタが取れた
絶望的な気分のまま、とりあえず元に戻そう、最悪、戻しても起動しない場合があるかも・・・、と思っていた。
すると、いつの間にか、フタが少し半開きになっていることに気づいた。
この際、多少壊れてもいいから、無理矢理、引っ張るか、と思い、ずらすと少し動いたので、いけるかもと思い慎重に動かすと、そのままフタをはずすことができた。
開いてよかった、という安堵の気持ちと、分解する必要がなかったのでは、という落胆した気持ちが、両方出てきた。
改めて、開いた中身を見ると、ロック部分はそのまま出っ張ったままだった。
あらわになった突っかかり部分を押し込んでも固くて動かなかったが、つまみ部分を戻しながら中から押すと、カチッと、引っ込んだ。
だが、再びツメを出すと、戻すのに一苦労した。ロックはスムーズだが解除は固くてやりずらい状況だった。
フタをはずした状態で、ロックの開け閉めを何回か試し、内側から押さない限りスムーズに解除できず、フタを閉めた状態だロック解除は困難であることを確認した。
私は、もう二度とロックをしないようにと、肝に銘じて、機械内部にたまっていたほこりを浮き飛ばし、ネジを締めて元に戻した。
気が付けば二時間ほどたっていた。
この、思い返すと生産性のない行動を、私は記憶の底にフタをすることにした。
まとめ
- 古い機械の電池ぶたがロックされている恐怖
- 長期間、使用しない電池は、機器から外しておきましょう
- 安全のため、資格がないのに電気機器を分解することは認められておりません
- 電気製品の修理は、メーカー・専門業者へ
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