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《以上広告アナウンスでした。以下本文》
子供のころ、必要以上におやつをねだると、こういわれた。
「お菓子を食べすぎると、晩御飯が食べられなくなるよ」
けだし、正論である。
そして大人になって、この言葉を言われる方から言う方に変わった。
そして、自分自身に問いかける言葉も逆になっているのに、ふと、気づいた。
「ご飯を食べすぎると、お菓子が食べられなくなるよ」
そんな、私も年をとったなー、というお話を。
子供のころ、あんなに欲しかったものが、大人になって手に入れれるようになったのに、それほど欲しくなくなったことは、よくある。(もちろん、子供のころの思いのまま、大人になって手に入れる人もいるが。)
お菓子に関してもそうだ。
子供のころは、いろいろな、家庭ごとのルールがあった。
例えば、
- おやつを食べていいのは、夕方5時まで。
- 休みの日におやつを食べていいのは、朝10時以降。
- アイスは1日1本まで(2本入りパピコをどう取り扱うかは審議)
- 個人で買っていいのは100円まで。100円以上のお菓子を独り占めするのはアウト
- ポテチ等の袋菓子を一人で1日で食べきるのはアウト(ただし、プロ野球チップス等の50円以下の袋菓子は個人でもOK)
- お客さん用に出したお菓子は、お客さんが帰った後なら、残った分を山分け(あるいは早い者勝ち)
これらは、ほんの一例だが、家庭環境、兄弟姉妹、いろいろな要因で、家庭ごとにいろいろなルールがあったと思う。
それぞれのルールの中、お菓子を制限させられてきたと思うが、各家庭で共通するルールが、
「お菓子を食べすぎると、晩御飯が食べられなくなるよ」
ではないだろうか。
この言葉によって、まだまだ食べたいお菓子をあきらめた人は、多いだろう。
あるいは、この言葉に、果敢に逆らって、実際、晩ご飯が食べられずに残してしまって、「ほら言ったでしょう」と言われ、後悔と共に、涙を流した人もいるだろう。
大人になって、
「お菓子を食べすぎると、晩御飯が食べられなくなるよ」
とは誰にも言われなくなった。でも、晩御飯を食べれなくなるほど、お菓子を食べることは、まず、ない。
お菓子が嫌いになったわけではない。さらに、子供のころはどこか遠慮していた、単品で100円を超すお菓子を、値札や消費税を気にせず買うことができる財力もある。
それでも、晩御飯を食べれなくなるほどお菓子を食べることはなくなった。
そして、若いころと変わらない量の晩御飯を食べ続けていて、ある日、ふと、自分が、お菓子を食べれるほどおなかが空いていないことに気が付いた。
まさしく、
「ご飯を食べすぎると、お菓子が食べられなくなるよ」
という状況だった。
若いころは、おやつを食べて、晩御飯食べて、小腹がすいたらおやつをつまんで、という感じだったのに、今では、晩御飯を食べて、以上、という感じで一日が終わる。
「年を取るとはこういうことなのかな」
と思いながらも、お菓子を食べすぎている子供を見ると、
「お菓子を食べすぎると、晩御飯が食べられなくなるよ」
と、少しうらやましく思いながら、叱るようになった。
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