この記事のこの場所に「この記事には広告が含まれます」という一文が目立つように書いてあります(自画自賛?)
《以上広告アナウンスでした。以下本文》
先日、ある店の「見切り品コーナー」を見ている(漁っている)と、ある商品が目について、思わず手に取ってしまった。
そのパッケージに貼られた値札と、そこから値引かれる「○○円引き」のシールを見比べ、賞味期限を確かめたうえで少し逡巡した後、自分を納得させるようにそれを買い物かごに入れ、レジに向かった。
この時、私は、約半年前の、とある総選挙のことを思い起こしていた。
それは、
「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」(株式会社明治)
だ。
今回は、ある見切り品をつかんだことをきっかけにして、半年前の総選挙の再考察と、2019年の展望について述べることとしたい。
[当ページは、株式会社明治様とは、一切関係ございません。
スナック菓子「きのこの山」・「たけのこの里」は、株式会社明治の商品です。]
1.見切り品との出会い
私が、見切り品コーナーで、思わず手を出してしまったのは、「たけのこの里 チーズケーキ味」だ。パッケージには「どっちも党解党おわび商品」「チカラ不足でごめんなさいね~」と書いてあった。
その時の感想は、
- 「おっ、たけのこの里の新しい味? どれどれチーズケーキ味か、悪くはなさそうだ」
- 「値札が○○円、値引きが○○円か、うーん、飛びつくほどの安さではないな」
- 「賞味期限は・・・、今年の年末か。問題なし」
- 「この値引きシールが逆向きに貼ってあるのも、見切りっぽくて購買意欲を逆にそそらせる」
- 「ただ気になるのは、賞味期限もまだまだ先なのに、見切り品にされているのは・・・」
- 「この手の限定品、変わり種の味、見切り品・・・、この条件がそろっていると地雷の可能性が・・・」
- 「あれ、よく見たら『どっちも党解党』と書いてある」
- 「去年のきのたけ総選挙の結果を受けた派生品か」
- 「この吹き出しの『チカラ不足でごめんなさいね~』には、こっちのチカラが抜ける~」
- 「うーん、何かのネタになるかもしれないから買ってみるか、値引きされてるし」
で、コーナーには5,6箱残っていたが、一箱だけ買うことにした
購入後、家に帰ってから、家族に見つからないように開封した。少し後ろめたかったが、一箱しかなく、置いたままにしておくといつの間にか無くなっていることがよくあるため、今回の考察を理由にかこつけて、涙を呑んで独り隠れて作業することになった。(何しろ、うちの家族は、江戸っ子でもないのに「宵越しの菓子を持たない」ことが粋だと思っているかのようだから。)
まず、紙の箱の開け口をミシン目に沿ってビリビリと開けた。その音にドキッとするが、家族には気づかれていないようだ。箱の中には、チーズをイメージするような黄色系統のパッケージがあった。それを音もたてずに切り口を裂くように開けると、チーズの香りがかすかに漂った。(個人的には、「カール」のチーズ味に似たにおいを思い出した)。入っているお菓子の形を見ると、いつもの「たけのこの里」だが、チョコの部分が少し黄色ががった白で、ホワイトチョコにも見えた。そのせいか、実際に口にすると、開封した時のにおいから感じたチーズのイメージはそれほど強くなく、チーズの酸味は抑えられているように感じた。食感は、いつもの「たけのこの里」と変わらず、チョコとビスケットのサクサク感を楽しめた。結局、ふたを閉めることなく、一気に食べつくし、最後に箱の横の端部分の見えないところにお菓子のかけらが残っていないか斜めに傾けて、残っていないのを確認した後、プラと紙を分別し、証拠を消すようにそれぞれのごみ箱に捨てた。
食べ終わっての、個人的な満足感は、(値引き)金額を考慮に入れれば、妥当に思った。
懸念していた
「たまーにある、いつもと違う味の限定品で見切り品になっているやつのハズレ確率の高さ」
に、今回は当てはまらなかった。
特に、「チーズ味」はクセが強い場合があって万人に受け入れられないことがあるが、今回の商品は、個人的にはチーズ味をそれほど強く感じなかったので、抵抗感はなかった。ただ、1回食べれば十分で、次は通常の味でいいかな、とも思ってしまったし、逆にチーズ好きの人だったら、物足りなく感じるのかもしれない。それが、結果的に、見切り品になったのかな、などと想像を膨らませた。(見切り品の判断は特定の販売店の特定の時期によるもので、以上の個人的な想像が、一般に当てはまるものではありません。)
2.三大国民総選挙と2019年の展望
ここまで見切り品の個人的な評価を長々としてしまったが、今回主題として取り上げたかったのは、「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙」についてだ。
総選挙と言えば、
衆議院総選挙、AKB総選挙、きのこの山・たけのこの里総選挙
が、三大国民総選挙と呼ばれている。(個人の感想です)。
その中でも、前の二者は、今年は行われないという確度の高い情報が、複数の情報筋から寄せられており、残るは「きのこ・たけのこ総選挙」が行われるかどうかに注目が集まっていた。(2019年3月末時点での個人的な情報であり、当記事の情報によって生じた損害等について当ブログでは一切の責任を負いかねます。)
ここで、去年行われた「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」について振り返っておこうとしたが、残念なことに、去年の総選挙での明治の特設ページは既に見れなくなっていた。(内容については、孫引きになるが当時の当ブログ記事を引用することとする。)
公式ページだった以下のページは、現在、「ご指定のページがみつかりません。」
株式会社明治、”きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018”。
https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/kinotake/cmp/2018senkyo/
(参照2018-09-12)[2019-03-28(当ブログ記事を書いているときに確認した)時点で、リンク切れ。]当時の当ブログ記事は、
”「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」の結果から分かったこと”、2018年09月14日公開。(参照2019-03-28)
2018年の結果は、僅差で、「たけのこの里」が勝利を収めた。2018年選挙がそれ以前のものと違っていたのは、第三極の「どっちも党」の存在だった。当時のブログでは、私は、この二大政党+第三極の図式から、1968年アメリカ大統領選挙を参考にし、その後の「第三極の泡沫化」を予測していた。
結果的に、今回の見切り品のパッケージにあったように、第三極である「どっちも党」は解党に至っており、私の予測は当たっていたと言っていいだろう。
ただ、今回の見切り品を見るまでは、次回選挙のことなどまったく気にしていなかったので、改めて調べることとした。
先に述べたように、昨年の総選挙の公式特設ページは見れなくなっていた。そして仕方なく、ブランドサイト「きのこの山・たけのこの里」(株式会社明治)に移動したところ、衝撃の事実を目にすることになる。
3.新きのこ党の設立と新党首就任
それは、新きのこ党の党首に松本潤氏が就任したというニュースだ。
株式会社明治、”新きのこ党特設サイト”。https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/kinotake/cmp/2019kinoko/(参照2019-03-29)
去年の総選挙では、選挙委員長として公正・中立な立場にいた松本氏が、僅差で敗北した党(旧きのこ党)を引き継ぎ、新党(新きのこ党)の新党首として立ったということだ。このことで、政界のパワーバランスが一変することは必至だ。
今から思えば、今年1月に電撃的に発表された「嵐、活動休止」は、この就任の動きを予定したものだったかもしれない。
(一瞬、「解散総選挙」の文字が浮かんだが、「嵐」は解散ではなく、活動休止なので、あしからず。)
特設サイトの内容を見ても、CM、キャンペーン、政策など、新きのこ党が水面下で準備をしてきたことは明白だ。
イギリスEU離脱や大阪都構想など、再投票の意義について国内外で賛否がある中、去年行われたばかりの「きのこの山・たけのこの里総選挙」を今年もやることについての意義が問われるところだが、きのこ党は、そのハードルをあっさりと越えたようだ。上記の特設ブログでは、既に、「再選挙決定」となっていた。(2019/03/28時点の確認)。
強力な党首、前回の次点バネ、前回の敗戦を踏まえた周到な準備、こういった要素から、「新きのこ党」は現時点で優位に立ったと見ていいだろう。
4.次回総選挙の展望
対する「たけのこの里」は今のところ動きが見えない。前回勝っているとはいえ、僅差であり、現在の「新きのこ党」と比べれば、大きく出遅れた感が強い。また、前回は第三極の「どっちも党」の存在も大きく、その党が解党したことで影響がある可能性がある。
気になるのは、今回私が漁った見切り品コーナーにあったのは、「たけのこの里チーズケーキ味」であり、「きのこの山エスプレッソコーヒー味」は無かったことである。「どっちも党解党おわび商品」としてこの2種類が販売されていたが、一方だけ見切り品にあったということは、いろいろと想像できる。入荷数も分からず、味も違うので一概に判断できないが、仮に同数仕入していて、「きのこの山エスプレッソコーヒー味」が残っていなかったとしたら、「たけのこの里チーズケーキ味」より売れた可能性が高いと予測できる。仮にこの仮定が当たっていたとしたら、前回「どっちも党」に投票した人は、「きのこの山」の方により多く投票する可能性がある。
仮定に仮定を重ねた考察なので、正確さに欠けるが、「どっちも党」の解党も、「たけのこの里」にとっては不利に働く可能性が強い。
こうなると、「新きのこ党」の勝利が確実に見えるが、選挙に絶対はない。
「たけのこ党」が松本氏に対抗できる新党首を担ぎ上げて新党を結成するか、あるいは、「どっちも党」に代わる第三極が登場するか、などで、流れは一変する可能性はある。選挙に決めつけは禁物であろう。
今度の動きに注目したい。
ちなみに、誰も興味がないかもしれませんが、「そういうお前はどっちにtwitter投票するのか?」と問われれば、こう答えます。
「私、twitterやってないので」
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