電動歯ブラシ初心者が数年たって次の2台目をどうしたか

持っていたもの

  • 約8年使い続けて急に電源のオンオフがおかしくなってついにうんともすんとも言わなくなった電動歯ブラシ
  • 替えたばかりブラシヘッドと、まだ数本残っている専用の替えブラシ

持っていないもの

  • 他の電動歯ブラシを使った経験
  • 期限内の保証書
  • 自力で修理する能力
  • 修理手続きをする努力

約8年前に初めて買ってずっと使っていた電動歯ブラシが、ついに、動かなくなった。

保証期間はとっくに過ぎていた。調べてみると、その機種はもう販売されていないようだった。

修理に出してもいいのだろうが、歯磨きという日常的に使うものであり、修理手続きにどれだけかかるかも分からないので、すぐにでも何とかしたい。

結論から言うと、私は、その後継機種(と思われるもの)を購入した。

何が変わったのか、何が変わっていないかを、個人的な体験をもとに報告したい。

注)当記事で取り上げる「Sonicare」は、「Koninklijke Philips N.V.」の商品です。
当ブログ記事を書くにあたって、「Koninklijke Philips N.V.」様、もしくはその関係者から、指示や依頼等は一切ありません。(ただし、当ブログの記事中に張り付けた自動広告が関連広告を表示させるケースを想定し、筆者が勝手に忖度している可能性を否定するものではありません。)
当ブログ記事は個人的に商品を利用した個人的感想を、当時の個人的環境で述べたものであり、正確な情報、最新の情報については、同商品の公式ページ等でご確認ください。

初めて購入した電動歯ブラシ

まずは、8年ほど前に、私が初めて電動歯ブラシを購入した(どうでもいい)経緯について。

昔の私は、電動歯ブラシに興味はあるものの、手で磨けば十分だと思っていた。心のどこかで、機械に頼るのは邪道だ、という(今から思えばバカバカしい)気持ちもあった。

そんな中、何年もの間は、歯に時々軽い痛みを感じるものの、歯医者さんにはしばらく行っていなかったのだが、ある時、急に夜中に激痛が走って我慢できなくなり、次の日の朝、一度も行ったことのない近くの歯医者に予約なしで駆け込んだ。

いろいろあって(歯医者さんへの悪口になるだけかもしれないので省略)、さらにその次の日、別の2軒目に、予約なしで駆け込み、処置をしてもらった。そこからしばらくは、診察が終わるたびに次の予約を取って通うことを繰り返した。

多分(というか間違いなく)、私は歯のメンテが全然できていない悪い患者だっただろうが、2軒目の歯医者さんは、直接的にきつくしかることはなかった(私が鈍感で気づかなかっただけかもしれないが)。

ただ、かえって申し訳ない気持ちになり、今後は、いろいろな用具を使って歯のケアをしよう、と反省した。

奥の歯に届く用のちっさい歯ブラシや、糸ようじ、マウスウォッシュ、・・・など、お試し気分で、いろいろと購入してみた。そうした中で、電動歯ブラシにも、挑戦することにした。

その当時、私の周りには、電動歯ブラシを使っている人、もしくは使っていることをアピールする人はいなかったので、何を選べばいいのか迷った。

スーパーでも売っているような携帯用のものから、家電量販店で売っている2万円を超えている高級品まである中(個人のラインナップです)、「安くて失敗するのは嫌だけど、高いものは手を出せない」などと悩んだ末、5000円台後半(当時)だった、

Philips Sonicare EasyCleanソニッケアー イージークリーン  HX6520/50

(中略)

この商品は販売を終了しました

EasyClean ソニッケアー イージークリーン HX6520/50 | Sonicare (philips.co.jp)(参照2022-05-12)

を購入した。[値段については、当時の記憶によるもので、地域差やポイント還元や割引等を考慮していないため、正確さに欠ける場合があります。]

初めは恐る恐る口に入れて使っていたものの、磨いた後に自分のベロで歯を舐めるとつるつる感があった。[個人の感想です]

その後、歯医者さんに行って歯科衛生士さんに何回目かのブラッシング指導を受けているときに「電動歯ブラシにしました」と報告したのだが、その後、歯医者さんが来て私の歯を診察したときに「磨けてますね」と驚いたように言った(以前の私がひどかったからだと思うが)。その横で歯科衛生士さんが「電動歯ブラシにしたそうです」と報告して歯医者さんも納得していたようだったので、機械の力を実感した。[個人の経験です]

そうして、歯医者さんでの一通りの治療と指導が終わり、その後は歯医者さんに行くことなく、生活をしている。(歯医者さん、定期健診のおススメハガキを無視してゴメンナサイ。)

動かなくなった電動歯ブラシ

初めて使って以降、朝晩1日2回、ほぼ毎日使い続けてきた電動歯ブラシだが、今年になって、不審な動き?をしていることに、何度か気づくようになった。

洗面所の方で、何やら、機械の振動音が時折するようになった。どうやら、触ってもいないのに、電動歯ブラシが勝手に作動しているようだった。

いつからそうなっていたのかは定かではない。

この機種は、スタートして2分経ったら止まるので、その2分間に気付かなければ勝手に動いていたことを察知できない。「なんか最近充電の間隔が短くなったような気が」と、思うことはあっても、それが、誤作動による電気消費によるものか、充電池劣化によるものかは区別のつけようはなかった。

ずっと以前のことだが、私より洗面所に近い部屋にいる家人に、「勝手に電動歯ブラシが動いた」と言われたことが1回だけあった。その後は何もなかったので、特に気にせず、そのままにしていた。今回、私が改めて「最近、電動歯ブラシが勝手に動いてない?」と聞いても、「いや、気づいていない」との答えだった。

ただ、夜中に勝手に動いている電動歯ブラシの振動に気付いていないだけかも知らず、むしろその振動音のせいで、家人に寝言やイビキを引き起こしているのかも、と考え、電動歯ブラシを、しばらくは洗面所から自分の寝室へ移動することにした。

すると、夜中に何度か、突然動き出し、その音で、目が覚めることが何回かあった。

その後、しばらくはスイッチを押しても動いたり動かなかったり、「こうやって斜め上方向気味にスイッチを押すと点く」などのテキトーな対策でお茶を濁すものの、ついに、充電しても動かなくなった。適当にスイッチを押してみても、うんともすんとも言わなくなった。

長年使っていたが、今年になってとうとう動かなくなった電動歯ブラシの一部(使用感があって不快に思う人がいるかもしれないので、画像にフィルターをかけるなどの調整をしています)[2022年5月頃撮影・加工]

さて、次はどうしよう?

歯磨きは日常生活の一部なので、電動歯ブラシが動かなくなったからと言って歯ブラシを辞めるというわけにはいかない。歯ブラシをすることは、その後も続く。

電動歯ブラシが動かなくなってからも、電動歯ブラシにブラシヘッドを付けて、そのまま手で動かして歯を磨いていた。

当然、手では毎分何万回の振動を再現できないので、磨き残した感じが常に残ってしまう。(個人の感想です)

かといって、電動歯ブラシの便利さに慣れてしまった今では、普通の歯ブラシに戻る気もしない。

購入時についていた保証は、とっくに切れていた。(それまでは故障もせず、問題なく使い続けていたので、気にもしていなかったが、今回改めて残っていた商品の箱を確認すると、補償期間はお買い上げから2年だった。[個人の確認です])

修理に出すことも考えてみた。「充電はできているし、スイッチの接触か何かが問題じゃないの? それなら・・・」などと素人考えで思ったりもした。ただ、別の要因も否定できないし、一度故障すると立て続けに他の場所も故障が続くことはよくある。(個人の印象です)。「買った方が安い」というのが昨今の持続可能性に反するものであっても、結果として使い続けた方が無駄使いになるのであれば、避けたい。

新たに買うとしても、どのメーカーにするか、どのグレードにするか。

「どのメーカーにするか」については、あまり迷わなかった。使いたてのブラシヘッド(動きが悪くなったときに新しいブラシヘッドにすれば直るかもと思っておろした分)と、未使用の予備のブラシヘッドが3本残っていたからだ。純正品であり、これを残したまま、他の製品に乗り移る気はしなかった。

次は「どのグレードにするか」だが、正直、今のグレードで満足しているので、その後継機で十分だと判断した。

ただ、どれが後継品なのかは、よく分からなかった。ホームページや販売ページを見ても、複数の品番があって、販売店向けに付属品などの内容を一部変えて売っているらしかった。ただ、普及版的な商品、大体の価格帯(前回買ったときの価格帯)で、おおよその対象は、何となく絞れてきた。

そして、「調べて最安値で買う」というよりも、「いつも行ってる家電屋でそれらしい商品を買う(少し高くてもすぐに持って帰って使えることやポイントや割引で納得する)」ことにした。

いつも行ってる家電量販店で購入

いつも行っている家電量販店では、その時たまたまなのだが(というかほぼ何かしらのタイミングでやっている)、「〇円以上お買い上げで」、「〇ポイントキャッシュバック」、「割引クーポン」、などのキャンペーンをやっており、また、ポイントもたまっていたこともあり、今日ここで買うと決めて、電動歯ブラシのコーナーを見に行った。

これまで故障する前も、替えの歯ブラシを買うときに、本体を買う気はなくても何度かチラ見していたが、それほどじっくり見ていたわけではないので、改めて、値段とともに確認をする。

見本があり、多分これだなと、目当てを付ける。ちょっと高くなっていると思うが、ポイントだと還元だとかで納得できる範囲だった。ついでに、展示してあるB社、P社、O社(以上仮名)の他社の競合製品になると思う商品をざっと見るが、今ここで家にある替えブラシを捨てて乗り換えるだけの理由は見つからなかった。

ポイントカードやクーポンを確認し、商品の番号札をもってレジに行く。先にもらえる来店ポイントなどを処理するために、ひと通り、カードやクーポンなどを読み込んでもらい、その後、レジ裏から商品の箱が届けられた。一瞬、思っていた色と違いあれっと思い、確認を求められたのでのぞき込むが、パッケージの写真も、書かれてある商品名も、間違いなかったので、「あっ、はい」と肯定して、使えるポイントはすべて使って残りは電子マネーで支払いを済ませた。

家に帰って商品を確認

家に帰って、ネットで商品の品番を検索すると、販売店の広告が上部に表示されるが、価格を見てショックを受けないようにそれはスルーして、メーカーの商品ページらしき候補があったので、それをクリック。

私が買った商品は、

Philips Sonicare 3100 series充電式電動歯ブラシ 
HX3671/33

3100 series 充電式電動歯ブラシ HX3671/33 | Sonicare (philips.co.jp)(参照2022-05-31)

だったようだ。[個人の確認です。以下、当記事で紹介する「今回の商品」「今回買った商品」などは、この商品のことを指すものとします。]

開封して、固めの段ボールの梱包材を引き出すと、上に取扱説明書が載っていて、それをどけると、本体と替えブラシと充電器がハマっていた。

説明書を読みながら、内容物がすべてあるかを確認する。

問題なく、すべてあった。

補足)
以下、これは個人的な感想だが、充電器の先が、USBになっていたことに、ちょっと驚きがあった。(商品には、充電器は含まれるが、USBにつなぐ「電源アダプタは含まれません」でした)。
正直に言うと、充電器は、問題なければ今まで使っていた分をそのまま引き続いて使えばいいと思っていたので、気にしてはおらず、また、USB用の充電アダプタ(複数口)もあらかじめ持っているので、個人的には全く問題がなかった。改めて、パッケージや商品説明を見ても、ちゃんと「電源アダプタは含まれません」などの表記はされており、驚くことではなかったかもしれない。
ただ、電動歯ブラシは洗面所で使うことが想定されているので、「水回りに近い場所にUSB電源」のイメージが個人的にはなかったので、気にはなった。
スマホの充電なども含めて、USB充電がある程度、当たり前になっているのかな、などと、今更ながら感じた。以上、個人的な感想でした。

以前使っていた電動歯ブラシ(HX6520/50)に付属していた充電器(写真左)と、今回新しく購入した電動歯ブラシ(HX3671/33)に付属していた充電器(写真右)を、机に並べて撮影した写真に説明を加えた図。個人的に使っていたので一部使用感があります。正しい情報は公式の商品ページ等で確認ください。(撮影・加工2022年5月ごろ)。

取扱説明書を読み、「イージースタートの機能は私には必要ないけど設定解除がメンドくさいからそのままにしておこう」などと思いながら、使い始めた。しばらく手で磨いていた時とは違い、電動歯ブラシで磨いた感があった。(当たり前だが。個人の感想です)

新しく使い始めて3か月ほど経ったが、今も問題なく充電でき、問題なく使えている。(個人の経験と感想です)

せっかくなのでこれまでの商品との比較

 こうして文章でダラダラと書くよりも、写真で見た方が違いが分かりやすいと思うので、私がこれまで使っていたものと、今回新しく買った商品を並べて撮影してみた。

以前使っていた電動歯ブラシ(HX6520/50)(写真左)と、今回新しく購入した電動歯ブラシ(HX3671/33)(写真右)を、パッケージを背景に、机に並べて撮影した写真に説明を加えた図。付属していた替えブラシや取扱説明書など、付属しているのに一部映っていないものがあります。また、個人的に使っていたので一部使用感があり、やや斜め上からの撮影で、背景を一部塗りつぶすなどをしているため、実際の大きさや色合いの印象が異なる場合があります。正しい情報は公式の商品ページ等で確認ください。(撮影・加工2022年5月ごろ)。

全体的にスリムになった印象で、本体の大きさや長さは以前より一回り小さくなった印象。(個人の感想です)

スイッチとなるボタン部分が、以前は本体と色が異なっていたが、今回買った商品は本体の色とボタン部分が同色になっている。

初めは、「ボタン部分が見てわかりにくい」と思ったが、使っていくうちに、「よくできている」と思うようになった。よくよく考えると、手に持った感触でボタン部分は把握できるし、そもそも、基本的にはボタンを押すのは口に入れてスタートする時だけで(後は2分経てば勝手に止まる)、ボタンの見えやすさはそれほど重要ではない。また、以前のボタンと本体はスキマの無いように組み合わせた別々の部品である印象だったが、新しい商品は、固い本体部分のプラスチック部分とボタンを押す部分のゴム部分が、シームレスでつながっているように見える(どういう仕組みなのかは分からず、単に同色による錯覚かもしれないが)。この一体感だと内部に水や水滴が染みる影響をより少なくできているように感じたので、長持ちしそうに思えた。(以上は素人による観察で素人の感想です。)

充電器も、本体を載せる部分やコード部分など、全体的にスリムになっていた。ただし、USB電源アダプタが必要になる。

個人的な環境で、個人的な話になってしまうが、私の家の洗面台にあるコンセント差込口は一つで、それをドライヤーなどの他の電化製品などにも使うことがあり、頻繁にアダプタを抜き差しするには少し抵抗があった。(しかも水回りの近い場所で)。また、夜中勝手に動きだして振動騒音で家人に迷惑をかける可能性もゼロではないとも考え、結局、今は、使わないときは、USB充電アダプタがある自分の寝室で管理し、必要に応じて充電している。この点だけは以前よりマイナス点だが、個人的な都合であり、全体的に見れば、買い替えがプラスだったことは間違いないだろう。(個人の感想です)


以上のように、個人的には、新たに買った電動歯ブラシで満足している。

できれば10年以上使えればいいなあ。(個人の願望です)


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