初心者がスポーツチームを立ち上げた話(2)

スポーツチームの立ち上げ-設立準備と役割分担の重要性

持っているもの

  • 設立メンバーとスポーツ種目の決定
  • メンバー同士での話し合いの場

持っていないもの

  • スポーツの道具・用具1式
  • チーム名
  • 運用の見通し

中心となる設立メンバーを集め、やるスポーツが決定すれば、次は、具体的にどう活動してくかの話になる。この具体的な話を、順を追って説明したい。

[当記事は、前身ブログ「はじめはみんな初心者だ」での記事「初心者がいかにスポーツチームを作ったか(2)」(公開日:2018/02/15)を、加筆・修正したものです。当ブログでの公開日:2018/10/16]

1.設立準備の議題

チームの設立メンバーが固まり、対象となるスポーツが決まれば、具体的な話が進んでいく。

「どこで活動するのか」(場所の問題)
「いつ活動するのか」(時間の問題)
「道具は誰が用意するのか」(道具の問題)
「チーム名はどうするのか」(名称の問題)
「ユニフォームを作るのか」(制服の問題)
「代表者はどうするのか」(組織の問題)
「練習が目的なのか、試合が目的なのか」(目的の問題)
「最終的には、どのレベルまで目指すのか」(目標の問題)

こういった問題が起こるたびに、メンバー間で話し合いを重ね、具体的に決定したり、方向性を決める必要性が出てくる。

これらは問題は順番で起こるのではなく、それぞれのチーム事情によって、バラバラに起こったり、あるいは一挙に起こるときもある。

今回は、チーム設立準備の際に、重要な点を、順に説明していく。

2.役割分担

チームを設立して当初は、競技にもよるが、暇な仲間と連絡を取り合って、そこら辺の公園や空き地でキャッチボールやドリブルシュートの練習をしているだけなら必要ないが、そこから抜け出して、グランドや施設を借りたり、試合をするなど本格的に活動していくとなると、チームの形が必要になってくる。

チームを立ち上げ、かつ、それを維持していくためには、それぞれの目的に沿った必要な役割がある。

その主な役割の例は、

  • チーム代表者
  • 交渉係
  • 連絡係
  • 会計係

これら以外にも、競技における監督・コーチなどの役割も考えられるが、ここでは、まず、チーム運営上の役割に絞って説明することにする。

「チーム代表者」
オーナー型チームであれば、オーナがそのまま代表者であるが、友達同士で作ったチームの場合、誰が代表というわけでもなく、決めづらい面もあるかもしれない。だが、施設を借りたり、将来的にリーグ参加や登録を考えているなら、名目だけでも代表者は必要になる。キャプテン・監督と兼務しても構わないが、代表者を誰にするかは決めておく必要がある。

「交渉係」
簡単に言うと、(対外的な)チームの連絡先。施設を借りたり、登録する際には連絡先を書く必要がある。施設や組織によっては、連絡手段として連絡先としてFAXが求められるケースもあるので、交渉係にはFAX・電話・E- mail等の所有状況の考慮が必要な場合がある。もちろん兼務も可能。

「連絡係」
メンバー間の連絡調整係。予定の連絡や出欠確認をまとめる。交渉係と役割が重なる面もあり、兼務したほうが効率がいい場合があるが、チーム内の事情によっては分けた方がいい場合もある(メンバー間の人間関係や生活サイクルでそれぞれ適したタイミングが異なる場合があるため)。ただ以前はこの係は不可欠だったが、現在では、全員で情報が共有できるツール(LINE等)が発展しているので、そのツールを使いこなしているのなら、この係は不要の場合も。

「会計係」
チームのお金をまとめ、支出を記録。人数の少ないチームなら、これらを複数兼務することも仕方がないが、会計係は基本的には兼務は避け、代表者とは別の人間に任せた方がよい。金額の大小にかかわらず、お金が絡むと、チームの存続にかかわるような問題が起きやすいからだ。
できることなら、チームの口座を作って、支出入に通帳記録が残るような形にしたほうがよい。
また、チームの規模によっては、監査係を置いて、チェック機能を果たす必要があるが、可能であればメンバー全員がチェックできる状況と体制にしておいた方が、好ましい。

これらの役割に「何年ごとに交代」、といったルールを付けるかどうかは、そのチームの事情に応じてである。

これらの役割以外にも、監督・コーチ・用具係・記録係・審判係など、実際に競技をしていく上で、必要となる役割はあるので、メンバー全員が過度な負担なく役割をこなすことが大切である。

3.ユニフォームを作る前に

チームの形になる前の初めの内は、知り合いのチームにお願いして練習試合の形式で、それぞれが動きやすいバラバラの格好で試合をさせてもらうことは可能だが、やっていくうちにそろいのユニフォームが欲しくなるものだ。また、いずれ将来のリーグ登録や大会参加を目指すのであれば、ユニフォームは必要になる。

そうなると、

  • チーム名とメンバー登録
  • ユニフォームと道具

を解決する必要がある。

「ユニフォームを作る」というのは、チームに大きな境目になる。

というのも、ユニフォームを作る前提には、

  • チーム名
  • 背番号(メンバー決定)
  • (競技にもよるが)まとまったお金

の問題を解決する必要があるからだ。(競技にもよります)。

また、リーグ登録や大会によっては、ユニフォームの規定が決められているので、それも考慮する必要がある。

チーム名を決めることや、ユニフォームの件の具体的な話は、次回に紹介したい。→
初心者がスポーツチームを立ち上げた話(3)

まとめ

  • 設立の際のチーム運営上の役割分担は重要
  • 会計係は代表者と別にするべき
  • ユニフォームを作るのはチームとして大きな境目になるので前もって十分な検討を

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