「トイレですっぽんするやつ」無しでトイレの水つまりの危機をいかに切り抜けたかの話

持っていたもの

  • 突然の水洗トイレの水つまり
  • 柄(え)のついたトイレ掃除用たわし と 持ち手の付いたレジ袋(ビニール袋)2,3枚

持っていなかったもの

  • トイレの水つまりの時、ゴム製のスッポンとするヤツ(あとで調べたら、「ラバーカップ」だった)
  • トイレの管理責任者(賃貸だったら大家さんや管理会社等)への連絡手段
  • 水回りのトラブル解決の専門業者に頼む余裕

水回りのトラブルは突然起こる。そしてそれは日常生活にかかわるだけに、「我慢する」だけでは解決できない。トイレの水つまりもそうだ。

当記事では、突然、トイレの水が詰まり、あふれ出しそうになって、ラバーカップもなく、大家さんや業者さんに頼む余裕もないまま、たまたま自力で解決できた経験を、報告する。

(あくまで個人の経験です。この方法をして生じた被害には、当HPは一切責任を負いません。)

[当記事は、前身ブログ「はじめはみんな初心者だ」での記事「はじめてのトイレの水つまりとそれをいかに切り抜けたか」(公開日:2017/09/27)を、加筆・修正したものです。当ブログでの公開日:2018/06/27]

1.トイレの水つまりは突然に

それが起こったのは、夜、5階建てビルの最上階にある和式の水洗トイレだった。(なお、後日、洋式の水洗便所でも対応できた経験はあり)

トイレの方から悲鳴が上がり、駆け付けると、トイレが詰まったとのこと。

「これは一大事」

と、その場にいる全員で、トイレのスッポン(ラバーカップ)が無いかと、掃除道具入れやほかの階にも確認するが、無かった、という返事。

時間的に、管理人もおらず、業者へ連絡するほどでもない状態で、どうしようかと、トイレにおいてある柄つきのタワシで、トイレの底を、当てもなくこすって「こんなことをしてもその先にある『詰まった原因』には届かないのに」と思っているうちに、ふと、

「ラバーカップが、真空の圧力で、つまっている部分を押し出すなら、排水口を密着させて、じゅぼじゅぼすれば、『詰まった原因』が押し出されるんじゃないか」

と思いつき、いろいろ試すことにした。

2.ラバーカップの代用品

ちょうど手に持っていた、「トイレ掃除用の柄付きのタワシ」だが、

タワシ部分にトイレの排水口を密着するぐらいに、何かを巻き付ければいけるんじゃないか

と考えた。

初めに思いついたのは、ウエスや雑巾類だった。だが、布類だと、水を吸い取って密着度が悪くなったり、柄付きタワシに布を何枚巻き付けなければならないか見当もつかず、何枚も巻き付けたときに柄付きタワシにしっかり固定できず、下手したら布がほどけて、それがさらに水つまりの原因になることも恐れて、このアイデアは却下した。

次に思いついたのが、ビニール袋だった。

防水性があり、柔軟性があって、使い捨てしてもあまり痛くないので、やってみる価値はあると思い、試すことにする。

たまたまというか、あるあるだろうが、「何かあったときに使う用」として、何枚かビニールのレジ袋を貯めこんであった。その手元にあったビニールのレジ袋のうち、大き目で少し分厚めのものを2枚ほど選び、ビニール袋ビニール袋を入れる形で重ね、その中に柄つきのタワシを突っ込んで、タワシ部分をくるむようにして、ビニール部分の取っ手部分を、柄つきタワシの棒の部分にしっかりと括り付けた。

(以下、わかりにくい図)。

トイレのスッポンするやつがない時の苦肉の策(自己責任でお願いします)

(以上、わかりにくい図。初心者がフリーのお絵かきソフトを使い、gifで保存してアップしてみました。)

注意点として、水圧に負けてビニール袋がほどけて吸い込まれないように、しっかりとビニールの取っ手部分を柄に括り付けた。

3.意外とあっさり

「いざ、便器へ」

と行く前に、しつこいようだが、ビニール袋が外れないように、ビニール袋の持ち手部分がタワシの柄部分にしっかり縛ってくくり付けられているのを確認した。

そして、多分大丈夫だろうという根拠のない自信と、失敗した時のリスクや、このまま解決できないまま管理人に連絡できる時間まで我慢するのは勘弁、などの思いが逡巡した末に、

「リスクを負わなければ、リターンは得られない」

と、意を決して、便器の底に、ビニール袋が取り付けられたトイレ用タワシを突っ込む。

ビニール袋を押し返すようなぼこぼこという音とともに手ごたえがあり、慎重に引き戻すと、ゴボッ、という音がした。

ビニール袋が引き込まれることもなく、詰まっていた水が一挙に流れ込んでいき、水面が下がった後、いつもの水面の高さに戻った。

「この勝負、勝った」

と、つぶやきながら、念のため、水洗トイレの「大」をひねりると、詰まることなく水が流れたのを確認し、解決したことを確信した。

そのあと、用を終えたトイレ用タワシに括り付けたビニール袋は、水を切って、はずして、さらに水を切り、自然乾燥してから、分別してゴミとして捨てた。

4.トイレに水が詰まったときの緊急避難としての対処法(※個人の経験です)

誤解をされるかもしれないが、今回紹介した方法は、あくまで、他に対処法がない時の一時避難的な方法であり、お勧めするものではない。

王道としては、

「管理者(管理会社・大家)に報告」
「正式な備え付けの水つまりを解消する道具(ラバーカップ)を使う」
「どうしようもなければ業者に頼む」

が正しい。

今回の方法は、上記の方法がとれず、どうしようもない時に、柄のついたトイレ掃除用タワシにビニールのレジ袋をしっかりとくくり付けて、ラバーカップの代用とする方法でたまたま切り抜けられた、という個人的な感想です。

同じ状況に陥って、今回のような方法を取ったとしても、うまくいくとは限らず、被害を大きくする可能性があるので、お勧めはしない。

あくまで自己責任であることに、注意してほしい。

まとめ

  • トイレに水が詰まったときの王道的な対処法
  • どうしても背に腹を変えられないときは、トイレの掃除用タワシにビニールのレジ袋をしっかりとくくり付けてラバーカップの代用したらたまたま解決できた話

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