2023ラグビーW杯フランス大会プールDの勝ち点の様子をグラフ化して追ってみた(2023/09/24~10/08)

[2023/10/08追記:プールD予選全日程終了により、当記事のタイトル末尾「~随時更新中)」の部分を「~10/8)」に変更しました。追記以上]

更新情報:2023/10/08夜終了時点[ページ内リンク]
・日本対アルゼンチンは27-39でアルゼンチンの勝利。
・勝ち点は、アルゼンチン+5(勝利+トライボーナス)、日本+0。
・アルゼンチンは勝ち点14に伸ばし、予選2位で決勝トーナメント進出
・日本は勝ち点9のままでプールD予選3位が確定して、予選敗退
・プールD予選の全日程終了

プールD勝ち点[2023/10/08試合終了時点、プールD予選全日程終了]
イングランド 18点(全日程終了)[プールD1位、決勝トーナメント進出]
アルゼンチン 14点(全日程終了)[プールD2位、決勝トーナメント進出]
日本 9点(全日程終了)[プールD3位、予選敗退]
サモア 7点(全日程終了)[プールD4位、予選敗退]
チリ 0点(全日程終了)[プールD5位、予選敗退]

1試合当たりの勝ち点の得点表
・勝利 +4
・引き分け +2
・7点差以内の敗北 +1
・(勝ち負けに関わらず)トライ数4以上 +1

大会のトーナメントルールについては、[PDF、英語、別タブで開きます]
https://www.rugbyworldcup.com/tournament-rules(参照2023-09-28)


現在(この記事を書き始めた日本時間2023/09/28時点)、2023年ラグビーワールドカップフランス大会のプール戦が行われている真っ最中だ。日本のプールDでは、予選も後半戦に入っている(予選グループ全10試合中6試合が消化され残り4試合。残りのうちの2試合が日本戦)。

前回2019年日本大会では、日本チームは予選を全勝で決勝進出を決めたが、今回は現時点で1勝1敗で、今回の決勝進出には残り試合も負けられない戦いが続く。

ところで、初心者には少し分かりづらいのが、決勝へ進出する条件だ。

各プールから上位2チーム

が決勝トーナメントに進出することになっているが、勝ち点の設定や、トライや僅差での負けでのボーナスポイントもあって、予想が立てにくい。勝ったのにボーナスポイントを逃したせいで決勝進出に届かなかったり、負けたのにボーナスポイントが付いて勝ち点を上積みできて決勝進出できたりすることもあり得る。

そこで、この分かりにくさを解消するために、当記事では、前回大会に引き続き[当ブログ記事]、ラグビーワールドカップのプール戦での勝ち点をグラフ化し、今後の予定試合での勝ち点の最大獲得も同時に図示することで、初心者でもわかりやすいようにして、随時更新で追って行きたい。

[(お断り):当記事は、実験的な面もあり、途中で修正する場合があります。また、個人の趣味レベルのため、計算間違いや、更新が遅れてしまったらゴメンナサイ。]

試合結果や日程についての情報は

【公式】ラグビーワールドカップフランス大会ホームページ、
ホーム | ラグビーワールドカップ 2023 フランス (rugbyworldcup.com)

(参照は各更新記事の日付の当日、もしくは翌日あたり)

[公開:2023/09/28、更新:2023/10/08]

当記事での試合日時は、(基本的に)日本時間で表記しています。

2023/10/08夜終了時点、プールD予選全日程終了

(10/08夜の試合結果)日本×-アルゼンチン〇
(勝ち点)アルゼンチン+5、日本+0

プールD勝ち点[2023/10/08試合終了時点、プールD予選全日程終了]
イングランド 18点(全日程終了)[プールD1位、決勝トーナメント進出]
アルゼンチン 14点(全日程終了)[プールD2位、決勝トーナメント進出]
日本 9点(全日程終了)[プールD3位、予選敗退]
サモア 7点(全日程終了)[プールD4位、予選敗退]
チリ 0点(全日程終了)[プールD5位、予選敗退]

2023/10/08夜終了時点(プールD予選全日程終了時点)での2023ラグビーワルドカップフランス大会のプールDの「各チームの勝ち点」と「総得失点差と得失トライ差」の最終結果[図中の「B」は「ボーナスポイント」][2023-10-08作成]

備考:
プールD予選全日程終了。
アルゼンチンのプールD2位で決勝トーナメント進出決定。
日本のプールD3位決定で予選敗退決定。

補足:
試合前の条件で、日本はアルゼンチンと勝ち点が並んだときは得失点差でアルゼンチンを下回ることが確定していたため、引き分け時に勝ち点で差をつけるには、トライボーナスを取って相手にトライボーナスを付けさせないことが条件だったが、試合途中でアルゼンチンが4トライ目を取った時点で、日本は決勝トーナメント進出には勝つことが絶対条件となっていた。

2023/10/08未明終了時点

(10/08未明の試合結果)イングランド〇-サモア×
(勝ち点)イングランド+4、サモア+1

プールD勝ち点[2023/10/08試合終了時点]
イングランド 18点(全日程終了)[プールD1位、決勝トーナメント進出]
アルゼンチン 9点[得失点差+46](残り1試合)
日本 9点[得失点差+14](残り1試合)
サモア 7点(全日程終了)[プールD4位決定、予選敗退]
チリ 0点(全日程終了)[プールD5位、予選敗退]

2023/10/08未明終了時点での2023ラグビーワルドカップフランス大会のプールDの「各チームの勝ち点」と「総得失点差と得失トライ差」[図中の「B」は「ボーナスポイント」][2023-10-08作成]

備考:
イングランドとサモアは予選全日程終了。
サモアの4位が確定。

2023/09/30終了時点

(9/30の試合結果)アルゼンチン〇-チリ×
(勝ち点)アルゼンチン+5、チリ+0

プールD勝ち点[2023/09/30試合終了時点]
イングランド 14点(残り1試合)[プールD1位決定]
アルゼンチン 9点[得失点差+46](残り1試合)
日本 9点[得失点差+14](残り1試合)
サモア 6点(残り1試合)
チリ 0点(全日程終了)[プールD5位、予選敗退決定]

2023/09/30終了時点での2023ラグビーワルドカップフランス大会のプールDの「各チームの勝ち点」と「総得失点差と得失トライ差」[図中の「B」は「ボーナスポイント」][2023-10-01作成]

備考:
アルゼンチンが勝ち点で日本と並び、得失点差で日本を上回って、2位に浮上。
チリは全日程を終了し、勝ち点0とプールD5位が確定した。

補足:
・日本の決勝トーナメント進出条件について
プールD最終戦となる日本対アルゼンチン戦で、勝った方がプール2位となり決勝トーナメント進出が決定する。
引き分けの場合、仮に片方のチームが最終戦でトライボーナス(4トライ以上)を取り、もう片方のチームがトライボーナスを取れなかった(3トライ以下)時、トライボーナスを取った方が勝ち点で上回り決勝トーナメント進出が決定する。
引き分けでかつ両チームがトライボーナスを取った場合、勝ち点+12で並び、得失点差による順位付けになるが、現時点での得失点差がアルゼンチン+46、日本+14であり、引き分け時はこの数字は変わらないため、アルゼンチンの2位が確定する。
引き分けでかつ両チームにトライボーナスがなかった場合も同様で、得失点差により、アルゼンチンの上位が確定する。(なおこのケースでは、サモアがイングランドにトライボーナスを取って勝利すれば3チームが勝ち点11で並ぶことになり、かつサモアがイングランドに29点差以上つけた場合は、サモアはアルゼンチンを得失点差で上回って2位が確定する。また、サモアがイングランド戦で28点差つけた場合は引き分けたアルゼンチンと得失点差で並び、次は得失トライ差による順位付けとなるが、サモアはアルゼンチンと日本に直接対戦でともに負けているため、サモアのプールD3位以下が確定し、プール戦での敗退が決定している。)
つまり、日本が決勝トーナメントへ進出するには、プール最終戦となるアルゼンチン戦で、日本が
「勝利する」または「4トライ以上取りかつ相手には3トライ以内に抑えて引き分ける」
ことに限られる。

[追記訂正2023/10/01:サモアも含めて勝ち点11で3チーム並ぶケースで、サモアの得失点差による決勝進出条件を記述しましたが、実際には、サモアはアルゼンチンと日本に共に敗北しているため、直接対戦の結果により、この3チームで勝ち点で並んだ場合の順位付けではサモアが下位になることが確定し、サモアの3位以下は決定していました。お詫びして訂正します。3チームで並んだ場合は三すくみになることが多いので直接対戦の結果は無視することになると思い込んでいたミスでした。申し訳ありません。打消し線と赤字による追記で訂正しました。以上追記訂正]

2023/09/29終了時点

(9/29の試合結果)日本〇-サモア×
(勝ち点)日本+4、サモア+1

プールD勝ち点[2023/09/29試合終了時点]
イングランド 14点(残り1試合)[プールD1位決定]
日本 9点(残り1試合)
サモア 6点(残り1試合)
アルゼンチン 4点(残り2試合)
チリ 0点(残り1試合)[予選敗退決定]

2023/09/29終了時点での2023ラグビーワルドカップフランス大会のプールDの「各チームの勝ち点」と「総得失点差と得失トライ差」[図中の「B」は「ボーナスポイント」][2023-09-29作成]

備考:
日本とサモアの順位が入れ替わった。
イングランドのプールD1位での決勝トーナメント進出決定。

補足:
・イングランドのプールD1位での決勝トーナメント進出決定について
現時点でイングランドの勝ち点14に並ぶ可能性を残しているのは、日本とアルゼンチンだけだが、イングランドは、この両チームに直接対戦で勝利しているため、イングランドと日本、もしくはイングランドとアルゼンチン、の2チームで並んだ場合は、イングランドの上位が確定している。また、日本対アルゼンチン戦を残しているため、この両チームが同時に勝ち点14で並ぶことはない。
したがって、勝ち点14で3チーム(以上)で並ぶ可能性は無く、2チームで並んだ場合はイングランドの上位が確定しているので、イングランドのプールD1位での決勝トーナメント進出が決定した。

2023/09/24終了時点

(9/24の試合結果)イングランド〇-チリ×
(勝ち点)イングランド+5、チリ+0

2023/09/24終了時点での2023ラグビーワルドカップフランス大会のプールDの「各チームの勝ち点」と「総得失点差と得失トライ差」[図中の「B」は「ボーナスポイント」][2023-09-28作成]

備考)
チリの3位以下が確定。(チリは決勝進出上位2チームに残れないことが確定し、予選敗退決定)。

補足)
・チリの予選敗退決定について
チリはイングランドを下回ることが確定した。チリは残りのアルゼンチン戦で勝利してトライボーナス点を取れば現時点でのサモアと日本に並ぶことも可能だが、日本対サモア戦、日本対アルゼンチン戦が残っているため、この試合のどのような勝敗結果でもどれかの1チームはチリを上回る。よって、チリは3位以下になることが確定し、予選残り1試合を残して決勝進出できずに予選敗退が決定した。

・イングランドの決勝進出が無くなるレアケース
イングランドは、現時点でグループDで唯一全勝で4試合を消化して残り1試合になって勝ち点でも2位以下に大差をつけているが、グループ上位2チームとなる決勝進出はまだ確定していない。というのは、イングランドが3位以下になるケースが、理屈上は存在するからだ。
ほとんどのケースでは、イングランドは2位以上になる。
例えば、現在勝ち点トップのイングランドを勝ち点で上回る可能性があるのは、サモアと日本だが、両チームは対戦を残しているため、同時に両チームがイングランドを上回る可能性は無い。したがって、イングランド、サモア、日本の三チームの中では、イングランドは3番目になることはなくなった(この3チームの中では必ず2位以上になる)。
次にその両チーム以外にイングランドに追いつく可能性があるのはアルゼンチンだけだが、既に直接対決済みでイングランドが勝っているため、この2チームだけで並んだ場合はイングランドが上位になる。また、アルゼンチンは日本との対戦を残しているため、日本とアルゼンチンが同時にイングランドと並ぶこともない。
したがって、イングランドが3位以下になるレアケースは、イングランドが勝ち点14のままで、アルゼンチンが勝ち点で14まで伸ばし、かつもう1チームが14で並んで、3チームでの総得失点差(それも同じ場合は総トライ数差)の争いに持ち込まなければならない。ここで、アルゼンチンが勝ち点を14点まで伸ばすということは日本戦に勝利することであるので、この場合日本は勝ち点14には届かない。したがってこのケースでの残りの1チームはサモアに限られる。
つまり、イングランドの決勝進出が無くなるレアケースは、
勝ち点14で3チーム(イングランド、サモア、アルゼンチン)が並び、得失点差(それも同じ場合は得失トライ数差)でイングランドがサモアとアルゼンチンを下回る
時に限られる。(このケースでは、日本が残り2試合を全敗することが前提となる。逆に言えば、日本が2敗しなければイングランドの決勝進出は確定する)。(なお、得失点差も得失トライ数差も同じ場合は、10/2時点の世界ランキングの上位差で決められることになっているが[同上トーナメントルール]、10/2時点でイングランドがその2チームより下になる可能性はまずないと考えられるので、今回は考慮していない。)


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