最終回裏同点サヨナラの場面で、無死一三塁になったとき、一塁ランナーはどうすればいいか?

2020年9月1日の読売巨人軍主催試合は、『川上哲治生誕100年記念試合』として、ジャイアンツの選手全員が川上選手がつけていた永久欠番である16番の背番号を付けてプレーをした。

記念試合にふさわしい熱戦で、最後は巨人がサヨナラ勝ちをした。

いろいろなことを語れるゲームだったとは思うが、今回、私が取り上げたいのは、同点で迎えた9回裏の巨人の攻撃で、無死一三塁になった場面の一塁走者の役割だ。

試合での実際の経過は、後で説明するとして、こういったケースで最重要なのはサヨナラのランナーとなる三塁走者であり、一塁走者の役割はオマケのようにも見える。ただ、走者である以上、全く無関係であるわけではない。可能性は低くてもいろいろなことを想定して、「打てる手はすべて打っておく」ことも、勝負の世界では重要だ。

そこで、最終回裏同点無死一三塁のケースで、

「一塁ランナーは、どうすればいいのか?」(どうするのが正解なのか?)

について、初心者なりに考察してみたい。

今回の試合内容について参照したのは主に、

読売巨人軍公式サイト、日程・結果>試合日程>2020年9月1日試合結果、”9月1日 対DeNA10回戦・東京ドーム”。
同、”イニング詳細”。
同、”スコアブック”。

https://www.giants.jp/G/result/202009011index.html、https://www.giants.jp/G/result/inning/202009011inning.html、https://www.giants.jp/G/result/202009011/bis/ScoreBook.html(以上参照2020-09-08)
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2019ラグビーW杯日本大会プールAの勝ち点の様子をグラフ化して追ってみた(2019/09/30~2019/10/13)

更新情報:2019/10/13終了時点[ページ内リンク]
・日本対スコットランドは28-21で日本の勝利。
・勝ち点は、日本+5(勝利+トライB)、スコットランド+1(7点差以内負けB)。
・日本はプールAの1位で決勝トーナメント進出決定
・プールAの予選はすべて終了し、最終勝ち点は、日本+19、アイルランド+16、スコットランド+11、サモア+5、ロシア+0

補足2019/10/13)
プールAの全日程が終了したことにより、当ブログ記事のタイトルの「~随時更新中」の部分を「~2019/10/13」に変更

1試合当たりの勝ち点の得点表
・勝利 +4
・引き分け +2
・7点差以内の敗北 +1
・(勝ち負けに関わらず)トライ数4以上 +1

大会のトーナメントルールについては
https://www.rugbyworldcup.com/tournament-rules(参照2019-10-02)


現在(この記事を書き始めた2019/10/02時点)、2019年ラグビーワールドカップ日本大会のプール戦が行われている真っ最中だ。日本では、先日のアイルランド戦の勝利もあって、盛り上がっている。(アイルランド戦の勝利の当ブログ記事はこちら

日本の初めての決勝進出にも期待が持てる。

ただ、初心者には少し分かりづらいのが、決勝へ進出する条件だ。

各プールから上位2チーム

が決勝トーナメントに進出することになっているが、勝ち点の設定や、トライや僅差での負けでのボーナスポイントもあって、予想が立てにくい。勝ったのにボーナスポイントを逃したせいで決勝進出に届かなかったり、負けたのにボーナスポイントが付いて勝ち点を上積みできて決勝進出できたりすることもあり得る。

そこで、この分かりにくさを解消するために、当記事では、ラグビーワールドカップのプール戦での勝ち点をグラフ化し、今後の予定試合での勝ち点の最大獲得も同時に図示することで、初心者でもわかりやすいようにしてみたい。

[(お断り):当記事は、実験的な面もあり、途中で修正する場合があります。また、個人の趣味レベルのため、計算間違いや、更新が遅れてしまったらゴメンナサイ。]

試合結果や日程についての情報は

【公式】ラグビーワールドカップ日本大会ホームページ、https://www.rugbyworldcup.com/
プール戦、https://www.rugbyworldcup.com/pools
(参照は各記事の日付の当日、もしくは翌日あたり)

[公開:2019/10/02、更新:2019/10/13]

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2019ラグビーWカップ「日本対アイルランド戦」について、「これは奇跡ではなく必然の勝利だ」と初心者のくせにもっともらしく語ってみた話

2019年9月29日、ラグビーワールドカップ予選リーグ、日本対アイルランド戦。

静岡県袋井市エコパスタジアムで行われた試合は、19-12で日本が勝利した。

日本 対 アイルランド マッチセンター

【公式】ラグビーワールドカップ2019日本大会 。https://www.rugbyworldcup.com/match/japan-ireland(参照2019-09-29)

この勝利について、各マスコミは、

「大金星」
「ジャイアントキリング」
「エコパの奇跡」
「世紀の番狂わせ」

などの表現で報道していた。確かに、事前の予想とは異なる、大方の予想を裏切るような、快挙であることには間違いない。

ただし、今回の快挙は、

奇跡でも偶然でもなく、これまでの日本チームの軌跡の先にあった必然である

ことを、ラグビー未経験者の初心者が、(初心者のくせに偉そうに)語ってみたい。

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初心者がマジックの動きを図式化し、2019年パリーグシーズンのマジックの動きも追ってみた(2019/09/19~2019/09/24)

更新情報[2019/09/24(火)の試合結果を受けて]
・2019/09/24の試合結果により、西武の優勝マジックは2つ減って0になり、西武の優勝決定。

追記2019/09/24:西武の優勝決定により、ブログ記事のタイトルの「~随時更新中」を「~2019/09/24」に変更

2019年セリーグの動きを図式化した更新情報についてはこちら(2019/09/22巨人優勝決定により更新を終了しています)

補足)
「修正マジック」とは、
(修正マジック)=(マジック点灯チームの残り試合数)-(マジック対象チームとの直接対決試合数)-(マジックナンバー)
で表した、筆者による独自式。
プラスの数字が大きいほどマジック消滅まで試合数が必要になることを意味し、点灯した後のマジックが再消滅するかどうかの目安になる。
マイナスになるとマジック消滅で、そのマイナス数が「マジック点灯まで何敗必要か」の目安にもなる。


先日のブログ「初心者がいかにプロ野球のマジックが消えたり点いたりするのを図式化したか」で試みたのは、

マジックが消えたり点いたりするまでの距離感を疑似的に示すために、プロ野球セ・リーグ順位の「首位とのゲーム差」と「首位との残り直接対決数」を、同時に表現する

ことだった。

それを利用して、実際のセリーグの動きを追っていったのが、初心者がせっかくマジック(プロ野球)が点いたり消えたりするのを図式化したので、2019年セリーグシーズンの動きを追ってみた(2019/08/25~2019/09/21)だった。(2019/09/21に巨人が優勝したため、タイトルを改題)。

「パリーグの動きも追っていってほしい」という要望があったので、当記事では、遅ればせながら、2019年9月18日の結果以降のパリーグのマジックの動きを追っていきたい。

[(お断り):当記事は、実験的な面もあり、途中で修正する場合があります。また、個人の趣味レベルのため、計算間違いや、更新が遅れてしまったらゴメンナサイ。]

試合結果や日程についての情報は
一般社団法人日本野球機構ホームページ、http://npb.jp/ 
(参照は各記事の日付の当日、もしくは翌日あたり)

[公開:2019/09/19、更新:2019/09/24]

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初心者がせっかくマジック(プロ野球)が点いたり消えたりするのを図式化したので、2019年セリーグシーズンの動きを追ってみた(2019/08/25~2019/09/21)

更新情報[2019/09/21(土)の試合結果を受けて]
・2019/09/21の試合結果により、巨人の優勝決定

2019年パリーグの動きを図式化した更新情報についてはこちら
[追記:2019年9月24日に西武の優勝が決定したため、更新終了]

補足)
「修正マジック」とは、
(修正マジック)=(マジック点灯チームの残り試合数)-(マジック対象チームとの直接対決試合数)-(マジックナンバー)
で表した、筆者による独自式。
プラスの数字が大きいほどマジック消滅まで試合数が多く必要になることを意味し、点灯した後のマジックが再消滅するかどうかの目安になる。
マイナスになるとマジック消滅で、そのマイナス数が「マジック(再)点灯まで(対象チームの)何敗必要か」の目安にもなる。


先日のブログ「初心者がいかにプロ野球のマジックが消えたり点いたりするのを図式化したか」で試みたのは、

マジックが消えたり点いたりするまでの距離感を疑似的に示すために、プロ野球セ・リーグ順位の「首位とのゲーム差」と「首位との残り直接対決数」を、同時に表現する

ことだった。

これを作るために、久々にExcelを立ち上げ、数式を入力したり、枠線や色分けをしたりして、試行錯誤しながら、表を作った。

そこで、せっかく雛型となる表を作ったので、2019年シーズンを、優勝が決定するまで、更新した表を日々追加していくことで、マジックの動きを追っていきたい。

[(お断り):当記事は、実験的な面もあり、途中で修正する場合があります。また、個人の趣味レベルのため、計算間違いや、更新が遅れてしまったらゴメンナサイ。]

試合結果や日程についての情報は
一般社団法人日本野球機構ホームページ、http://npb.jp/ 
(参照は各記事の日付の当日、もしくは翌日あたり)

[公開:2019/08/28、更新:2019/09/21]

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初心者がいかにプロ野球のマジックが消えたり点いたりするのを図式化したか

今年もプロ野球のマジックが点灯した。

その一方で、毎年のように、

「マジックって何?」

と聞かれる。私も毎年のように、マジックについてブログ記事を書いているが、うまく説明できたためしがない。書いているときは、力作の予感がするのだが、今になって読み返すと、

「こんな長い文章、誰が読むのか」

と自己嫌悪をしてしまう。

そこで今回は、説明をすっ飛ばし、2019年シーズンの8月のセリーグを題材にして、マジックが点いたり消えたりする動きを図式化してみたい。(ただし、図式化の後に、長い説明があります)。

[追記:この図式化を利用して2019年セリーグのマジックの動きを追っている最新記事は、
初心者がせっかくマジック(プロ野球)が点いたり消えたりするのを図式化したので、2019年セリーグシーズンの動きを追ってみた(2019/08/25~2019/09/21)]
[再追記:2019年パリーグのマジックの動きを追っている最新記事は、
初心者がマジックの動きを図式化し、2019年パリーグシーズンのマジックの動きも追ってみた(2019/09/19~随時更新中)]

筆者による「マジックナンバー」の解説については、
2017年シーズン版
プロ野球での「マジックナンバー」をいかに理解するか[2017/08/23公開(当ブログとは別ブログでの記事)]
2018年シーズン版
初心者がプロ野球のマジックナンバーをいかに理解したか[2018/08/16公開]
初心者がいかに「マジック」(野球)が消えたり点いたりするのを理解したか[2018/08/20公開]

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同点で1点取られればサヨナラのケースで、無死二塁となったとき、守備側はどうすべきか?

ずいぶん限定されたケースではあるが、このタイトル通りの状況が、2019年8月13日の、プロ野球巨人―広島戦で起こった。

同点のまま、11回裏、広島の攻撃、先頭の鈴木選手が二塁打を放ち、無死二塁となった。いわゆるサヨナラのランナーだ。

この後、守備側の巨人が実際に取った選択と実際の結果を振り返りながら、このケースでの最善手について、初心者なりの考察をしたい。

(参照)
J SPORTS、”J SPORTS STADIUM2019広島 vs. 巨人(08/13)”、2019年8月13日午後5:45~(生放送)。

広島東洋カープ公式サイト、「今日の試合」「>>詳しい試合内容はこちら」。(参照2019-08-13。当日の内容のリンク切れ確認2019-08-14。)。

Yahoo Japan、Sportsnavi、”プロ野球-2019年8月13日 広島vs.巨人-スポーツナビ”。(参照2019-08-14)。

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「一塁盗塁」という新ルールが果たして定着するかどうか初心者が考えてみた

先日、アメリカの野球の独立リーグで、新たなルールを試すというニュースがあった。

「一塁盗塁」「ロボット審判」米独立リーグで実施へ

日刊スポーツ、”同上”、2019年7月11日20時16分。https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201907110000645.html(参照2019-07-13)

興味深く、いろいろなことを想定させてくれるニュースである。

私が特に興味をそそられたのは、「一塁盗塁」と言われているルールだ。

思いつくだけでも、

・記録的にはどうなるのか(打数・盗塁・エラー)
・一塁を伺う姿勢の判定基準(避けた時の姿勢・危険球すれすれの場合・不完全捕球後にさらに暴投した場合)
・塁上の走者との関係(満塁時の本塁でのプレイ)
・「帰塁」を認めるのか(逆走・本塁触塁)

などの疑問点が出てきた。少し考えれば解決しそうな点もあるが、確認が必要なものもある。

ただ、上記の報道や、発表元の独立リーグのホームページを見てもおおまかな変更点を並べているだけで、変更に伴って生じる他の規約等とのズレをいかにすり合わせるのかどうかなどについては、(私の英語力と検索能力では)わからなかった。

そこで今回、素人なりの解釈で、「一塁盗塁」に伴う疑問点について、まとめて、考察してみたい。

[当ブログ記事は、現時点での不十分な情報からの推測や憶測レベルの考察になってしまうのは否めず、間違った結論を導き出していたり、すでに解決済みの結論を長々と述べている可能性もあります。ただ、野球好きの素人が何を疑問に思っているのかの参考にでもなれば幸いです。]

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1999年、上原浩治投手がなぜMVPを取れなかったか?

2019年5月20日、プロ野球、読売巨人軍所属の上原浩治選手が引退会見を行った。

数々の記録を残し、数々の記憶に残るシーンを見せてくれた選手でありながら、良くも悪くも「スター然としない」印象があって、人間的な興味の湧く人物であった。(個人の感想です)

これまでの経歴、言動なども興味深いものが多く、私も以前、前身ブログで、上原氏と巨人軍前監督である高橋氏が同じ誕生日であることにかこつけて、同窓生・同期生等の違いを調べて書いたことがある。

上原と高橋に見る同級生・同窓生・同期生・同学年の話

http://t-hajime.webstarterz.com/yomiurigiants-uehara-takahashi/(参照2019-05-21)

多くの人の印象に残る活躍をされた上原氏であるが、今回の引退を受け、私が思い起こしたのは、デビューした1999年のセントラル・リーグ最優秀選手(MVP)を上原氏が取れなかったという、「偶然」である。

当記事では、その1999年のセリーグMVPの選考について、振り返りたい。

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初心者が「振り逃げ」を極めてみた

野球やソフトボールでの「振り逃げ」。

「いつかホームランを打ってみたい」、「いつか完封をしてみたい」、「いつか盗塁をしてみたい」、「いつかダブルプレーを取ってみたい」・・・。

野球やソフトボールをやっていると、様々なやってみたい目標が、それぞれの実力レベルに応じて、現れてくる。

だが、

「いつか振り逃げをしてみたい」

ことを口にする人は少ないように思える。(まるで、「食い逃げをしたい」かのように犯罪的なマイナスの印象を持たれるからだろうか)。

そこで今回は、あまり口にはしにくい「振り逃げ」について、初心者がどのように高く評価し、いかに実現しようとしたかの話をしたい。

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